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【本試験やってみた】選択式:労一 [平29:受験対策]

選択1点オチが続いた時、「しばらく試験から離れたほうが良いのではないか」と思ったことがあります。長い試験生活のあまり、深読みし過ぎたりいろんな知識がゴチャゴチャしたりして、普通の人なら簡単に解けるものも解けなくなってしまっているからです。


そして迎えたこの夏。正真正銘、試験勉強をせずに選択式をやってみました。果たして、鬼門の「労一」は「常識」で解けるのか?


私の解答はコレ。

≪労一≫
A・・・約7割 ○
B・・・指導する人材が不足している ○
C・・・約6割 ×
D・・・すべて ○
E・・・ベトナム ○

「また統計かっ」。パッと見た瞬間、げんなりしましたが、すぐにその思いは消えてなくなります。というのもこの「能力開発基本調査」って、白書統計対策をやっているとかなりの確率で出会います。問題文を読むと、どことなく記憶がたどれます。


役所からの調査で、「能力開発や人材育成に関して何らかの問題がありますか?」と聞かれれば、「ある」か「ない」かで答えれば「ある」とするのが人情。「儲かってまっか?」と聞かれて「儲かってます!」と答える会社はあまりいません。いつ聞いても、「いやぁ、ウチたいへんなんですわぁ~」。


選択肢を見ると約「3、5、7、9」割。「2、4、6、8」ではないんですね。作問者も「問題がある」とする事業者が多いのは当然として、その中ですごく多いのか、いや、そうでもないのかを問うているようです。約「5」割だと傾向が真っ二つということなので外し、約「9」割だと、そこまで問題ある事業所ばかりでもなかろうと外す。結果、約「7」割で正解。


そんな程度の思考経路です。


「 B 」は、日々取引先で聞かれる言葉から類推。もう、会社は少ない人数でまわしているんですね。人を採ったところで、手取り足取り教えてくれるようなベテラン先輩社員はすでに退職しているか、いたとしてもその人たちの業務負荷も相当なもので、新入りの指導をする余裕がありません。


結局、ほうっておかれた新入社員は仕事が分からないまま日々過ごし、悲観して辞めてしまうか、「使えない」というかわいそうなレッテルを貼られてしまうか。そしてまた会社は、「すぐ辞めてしまう」「人が採れない」と嘆くわけです。この悪循環をいかに断ち切るかが課題です。


そして「 C 」。こちらは「 A 」と違って、約「2、4、6、8」割のどれかを聞いています。つまり、会社の支援が「多い」か「少ない」かの2択で聞いています。まぁ、「多い」かなぁ。


じゃぁ、「6」か「8」かと聞かれれば、そりゃ、「8割もやってるわけないじゃん!」と思いきや、これが正解!


いやいやいや・・・そりゃないって!回答した事業所は見栄を張ったんだろうなぁ。


そんなわけで、「 A 」「 B 」「 C 」は見覚えのある統計ではあったものの、それが正答を導き出すのに役立った感はなく、社会人としての肌感覚で2点。


一方、「 D 」。これは分かりません。選択肢を見ます。


「101人以上」「301人以上」とか言ったら、もう大きな企業です。そういう企業だけに届出義務を課しても雇用状況の実態は正確に把握できません。「次世代法」とか「女性活躍推進法」とか、いわば「次の課題」に取り組む余裕のある企業に課す条件です。


「51人以上」もけっこう大きな会社の部類です。外国人労働者の手を借りないとまわらない会社って、零細企業がほとんど。よって、「すべて」を選択。ただ、本試験の緊張状態の中だと、「すべて」の肢は「極端過ぎ」に見えてしまい、それこそ「そんな零細企業が届出なんかするはずなかろう」と、「51人以上」を選んでしまったかもしれません。


「 E 」はブラジルかベトナムで悩みそうなところ。従事している業種でみれば、ブラジルであれば「製造業」、ベトナムであれば「飲食」「介護」系か。


つい先日、外国人技能実習生の「ベッドメイキング作業」が解禁になったとかで、つきあいのある経営者さんが集団でベトナム・フィリピンに採用ツアーに出ていた話を思い出しました。


役所が外国人労働者の雇用状況を届出させる理由って、その地域での雇用状況の安定化を図るとか、外国人がひどい労働環境に置かれていないかを確認するためとかなんでしょう。そうだとすると、すでに日本の製造業における労働力として定着している「ブラジル」は、「届出制度」と絡めて出題する国としては今さら感がある。作問者が「ベトナムって今、けっこうアツいよね」と言っているように聞こえて、○。


なんの勉強もしないで、普通の勤め人の「常識」でこの問題を解いたとしたら、「 A 」「 B 」は当てやすい。「 C 」は難しい。「 D 」「 E 」は、その人が勤めている会社規模や業界によって得点がバラけるか。過去の労一と比べると平25年(障害者雇用)や平26年(毎月勤労統計調査)と感覚的に似たような印象です。


もっとも、平25年も平26年も、労一は2点しか取れていませんので、今年の問題も本試験で受けていたら4点も取れなかったしょうけど・・・



コメント(8) 
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コメント 8

社労足軽

労一は、白書・統計のテキストに載っていて得点できました。
Cは不正規に対しての割合でした。が、私も何故か6割を選んでしまいました。テキストが不正規雇用者の割合をゴシックにしていたためのようです。正社員は確か8割だったような…という感じで自信が持てませんでしたが、4点は確保できている自信はありました。
その分健康保険に十分時間を割いたのですが…、今年で最後と最大の集中力をもってしての結果なので、悔いはありません。
今年もダメだったとしても、また受けますが、同じだけの集中力で臨めるかは自信ないですねぇ。
ところでバロンさんは、合格発表前からすぐに勉強を再開されたのでしょうか?発表後からでしたか?

教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
by 社労足軽 (2017-09-03 16:58) 

バロン

>社労足軽さん

労一Cは、いくら事前にテキストを眺めていたとしても記憶に残る部分じゃないですよね。ところで勉強再開のタイミングですが、最も早くて年末年始で、合格年直近2~3年は5月の連休からです。少なくとも、「受かってるかもしれない」という心境では勉強する気なんて起きません。

今はゆっくりしてもいいかと思います。
by バロン (2017-09-04 06:53) 

通りすがりのサラリーマン

私も選択式は一通り解いてみました!!
雰囲気が26年に似て、例年になく良問だったと感じました。
by 通りすがりのサラリーマン (2017-09-04 12:57) 

社労足軽

ありがとうございます。

仮に合格しているとしても、勉強を再開して無駄になることはないのですが、合格発表まで取り敢えず待つことにします。

選択・労一に関しては、社会人としての「一般常識」があれば、C以外を正解肢で埋めることは可能なのです。
選択式・労一は、社労士試験の勉強で身に付いた実力が反映されない問題なんですね。
過去にもありましたけれど、この種の出題の意図は何なのでしょう?サービスしているつもりなのでしょうか?難問であっても、勉強の成果が活かされるものであってほしいものです。

by 社労足軽 (2017-09-05 01:32) 

バロン

>通りすがりのサラリーマンさん

何年も勉強をやっている人にとっては、報われる問題が多い気がします。鶏卵とか最も高いとかパネルとかに比べれば・・・
by バロン (2017-09-10 19:52) 

バロン

>社労足軽さん

それが良いと思います。試験のない夏は手持ち無沙汰で、先ほどDCプランナーを受けてきました。そのご報告はのちほど。

労一で統計情報を引っ張り出して、それを「常識」と呼ぶのはやめてほしいですよね。あくまでも統計結果でしかなく、それが「常識」なのかどうかは裏づけされていないのですから。
by バロン (2017-09-10 20:00) 

信州のたぬき

23日の記事に
>「それでは、必要なもの以外はすべてしまってください」と言われてから、「始めてください」と指示が出るまで、何もできない沈黙の時間がずいぶんあります。あの時間に、直前に仕入れた知識など、全部吹っ飛んでしまいます。
と記述されています。確かにご指摘のとおりなのですが、私には重要な時間でした。

「すべてしまった」後は「何もできない」でしょうか?
書いてきたものをこっそり見る、テキストを見る等は不正ですが、配布された用紙に何かを書くことは不正ではないと理解しております。
従って、その時点では問題を見ておりませんのでどうなるかは分かりませんが、苦手な数字等を解答用紙や問題用紙にメモしてしまう。
「すべてしまった」後ならば用紙にいつ、何を書いても自由ではないかと思っているのです。
筆記具を持つなと言われていればNGですが、そういうことを言われたことはなく、受験番号等を書けといわれたような。
「始め」の合図で問題を開くということを守れば良いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか? 

これはマズイと思われましたらアップしないでください。
by 信州のたぬき (2017-09-12 15:00) 

バロン

>信州のたぬきさん

いやいや、マズイとは思わないのでアップします。私はさすがにあの時間、何かをするのははばかられました。脱退一時金の計算方法とか保険料の額とか、瞬間的に覚えて書き留めたい衝動にかられていましたが・・・確かに「何もするな」とは言われていませんね。
by バロン (2017-09-13 07:11) 

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